法律相談の基本を押さえておきたい

コラム

日常生活をする中で、普通は法律問題が起きる事はなかなかありません。
しかしながら、大人になると予想しないようなことが起こり得ることが考えられます。

交通事故に遭遇した場合

例えば、法律問題の1つが例えば交通事故に遭遇した場合です。
自分がぶつけた場合であっても、相手にぶつけられた場合であっても刑事問題になるケースもあるでしょう。
単に自動車同士であれば、刑事事件にはなりませんが、それが交通犯罪等に該当する場合には、行政の法律問題が関わってくるでしょう。
それ以外でも、民事に関するものは比較的多くの人が関わりを持つかもしれません。

結婚をした人が離婚をした場合

具体的には、例えば結婚をした人が離婚をした場合がこれに該当します。
離婚をするからといってもすべてのケースで法律問題になるわけではありません。
しかし、比較的法律問題になりやすいのが離婚です。
その理由は、財産や子供の権利が関係してくるからです。
特に財産に関する争いが多く、慰謝料請求も含めて当事者間だけで話し合いができないケースもあります。
このような場合には、間に法律家等を挟み、そこで問題解決をすることになるでしょう。

相続の問題

それ以外にもよくあるのは、相続の問題がこれに該当します。
相続の問題はそのまま金銭に関する問題であり争いになる火種といっても言い過ぎではありません。
すべての家庭で相続問題が起こり得るわけではありませんが、資産家の家などはそのような問題が生じるケースが少なくないわけです。
そうすると、それがきっかけで相続人同士の仲が悪くなるようなケースがあります。
そうなる前の段階で、法律問題として間に法律家を入れておくことが必要わけです。

法律相談をする場合の手続き

では実際に、法律相談をする場合どのような手続きを踏んでいるでしょうか。
まずその前提として、どこに相談をするかは問題です。
1つは、法律事務所と呼ばれるところに行くことが必要になります。
最近はホームページなどにチャット等ができるようになっておりそこで相談できるケースも少なくありません。
また長文になる場合には、メールなどで相談をし持ちかけることも可能です。
ただ大抵の場合、メールだけで解決するような事はないでしょう。
用件を伺い、とりあえず事務所に来てくださいなどと言われることがほとんどになります。

法テラスについて

一方で、直接法律事務所に行くのは敷居が高いと感じる人がいるのも事実です。
法律事務所と言えば、そこに弁護士がおり多額のお金がかかるのではないかと不安に感じるかもしれません。
特に情報があまり出ていなかった昔は、非常に踏み込みにくかったのが法律事務所になります。
室内に入ると六法全書のような難しい本が棚に並んでおり、場違いな場所に来てしまったと感じる人もいたかもしれません。
このような人のために、各市町村で法テラスと呼ばれるものがあり予約した日に役所に行けば無料で弁護士に相談できるようになっています。
弁護士は、その市町村に所属していると言うよりも、毎週月曜日は誰が来て火曜日は誰がくるといった形で当番方式になっているのが特徴です。

法律事務所に行く場合の費用について

そこで相談をするわけですが、当然そこだけで解決できるものではありません。
この場合には、個別の法律事務所で契約を行い法律問題として解決の道を探るしかありません。
この点に関しては、法律事務所に行った場合でも同じような手続きになります。
ちなみに法律事務所に行く場合、費用は様々と言えるでしょう。
一昔前は、法律で1日30分5000円と決まっており、これを無料にするようなところはありませんでした。
しかし近年法律改正されており、この料金に関しては特に明確な決まりはありません。
無料で行っても良いですが、30分の法律相談で1万円に設定しても良いといえます。

まとめ

ただ、普通は30分で1万円も取るとまず顧客が扉を叩かないため、どれほど高くても5000円台にしているケースが多くなります。